さて、いつもはネタバレ上等で感想書くんだけど、流石の自分もそのまま書くのは躊躇われるほど 10話の内容が凄かった。ネタバレしない程度に話すなら
「先週の杏さや展開を吹っ飛ばすほどのほむまど展開で全てかっさらった」
以下反転 ほむほむ過去回。何回ものループを経験してたどり着いた今の世界線。 5人揃って戦うといった、みんなが待ち望んでいた未来も有ったのにも関わらず、 その世界線は実は回避失敗だったという悪夢。
今まで真実を話さなかったのは、話したところで信用されない(さやか)し、自暴自棄(マミさん) のとばっちりも困る、そして何より巻き込むわけにはいかない(まどか)となれば、残る選択肢は 比較的まともな子だった杏子と手を組むしか無かったわけですね。
序盤からみんな待っていたマミさん再登場!!と思ったらすぐ死んだ!! まどかの性格が回によって違うのは魔法少女になる→自信がつく→積極的、ならない→ 自信がつかない→気弱な性格といった分け方でしょうか。逆にほむらはループ前→気弱、 決意表明→もう何も怖くないとまさに真逆。
「QB株、先週までの大暴落はもう起きないと思ったら大恐慌来ちゃったでござるの巻」 QBはもう人類のことを道具とさえも思ってなく、用が済んだらただの産業廃棄物扱いとは 恐れいった。6話の感想で「真っ黒ではない」と言ったがありゃウソだった。 こいつとの関わりをどう断ち切るかが本作のハッピーエンドへのキーポイントか。
そして最後にOPの流れ。そこで分かる、あの歌詞はまどかの心情というのはミスリードで、 実はほむらの決意が込められた歌だったという大胆な仕掛けがまた凄い。 色々な所で今話が凄いとハードル上げまくっていたみたいだけど、この内容なら納得だ。
はたしてほむらは自らの求める運命石の扉(あえてこの言葉)に到着できるのか。 なんか最終話で魔女のない世界で笑い合うまどかを遠目で見てひっそり消えそうな、 そんな雰囲気だよな。 |